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植木鉢の受け皿の選び方|サイズの合わせ方と使う時の注意点

植木鉢の受け皿の選び方|サイズの合わせ方と使う時の注意点

園芸コーナーでは、受け皿が「5号用」といった号数表記のものと、「直径15cm」のようなcm表記のものが混ざって並んでいます。

植木鉢の号は口径を表す単位で、1号がおよそ直径3cmです。

5号なら口径15cmという目安が立ちます。

ただし受け皿が接するのは鉢の口ではなく底で、植木鉢は上が広く下が狭い形が多いため、底の直径は口径より小さくなります。

号数だけを見て買うと、皿の内側で鉢がぐらついたり、逆に鉢が皿の縁を越えてはみ出したりします。

本記事では、号数と口径の対応表・鉢底から逆算する手順・寸法表記がずれる理由・サイズが合わないときに起きることを解説します。

「植木鉢の受け皿」はどれを選ぶ?
キレイガーデン

キレイガーデン編集部

「キレイガーデン」は、庭とベランダの手入れに使う道具と資材の選び方をまとめたメディアです。防草シートや人工芝といった地面まわりから、剪定ばさみ・散水ホース・物置まで、規格の読み方と選ぶ基準を整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

受け皿のサイズは植木鉢の号数ではなく鉢底の直径で決まります

号は植木鉢の直径を表す単位で、1号=直径3cmが目安です。

もとは尺貫法の1寸(約3.03cm)にあたり、1号増えるごとに約3cmずつ大きくなります。

5号なら15cm、10号なら30cmと、号数に3を掛ければ口径の見当がつきます。

受け皿が「5号用」「10号用」と号数で売られているのも、この対応があるためです。

とはいえ、その号数が指しているのは鉢の口の直径です。

受け皿が支えるのは鉢底で、テーパー(上が広く下が狭い形)の鉢では底の直径が口径をかなり下回ります。

同じ5号でも、円筒形に近い鉢と朝顔形の鉢では底の直径が違うため、「5号用」の皿がぴったり合うかどうかは鉢の形次第です。

近年は号数を使わず、「口径18cm」のようにcmで直接書いた製品も増えています。

cm表記なら口径がそのまま分かるので、鉢と皿の寸法を突き合わせやすくなります。

なお、プランターは号数ではなく幅や容量のLで表記されるのが一般的で、受け皿ではなく脚付きの本体で水を逃がす作りのものもあります。

表記の考え方の違いはプランターの選び方で解説しています。

号数と口径の対応表で、必要な直径の見当をつける

号数口径の目安用土の量の目安使いどころ
3号9cm0.3L苗の仮植えや小さな観葉植物。皿も手のひらサイズ
5号15cm1.3L草花の鉢や中型の観葉植物。室内で使う機会が多い
10号30cm8.5L樹木や大型の観葉植物。皿も直径30cm前後が必要

口径は号数×3cmで計算できるので、6号なら18cm、8号なら24cmという読み替えができます。

一方で用土の量は鉢の深さと形で変わるため、上の3点以外は商品ページの表示値を見てください。

用土の量を見ておく意味は、水やり1回で鉢を通り抜ける水の量が変わることです。

3号鉢と10号鉢では土の量が20倍以上違い、受け皿に落ちてくる水の量もそれに応じて増えます。

大鉢に浅い皿を合わせると、水やりのたびに縁からあふれます。

鉢底の直径・縁の高さ・床材の順に決めれば一意に決まります

鉢底の直径を測る

手元に鉢があるなら、底をひっくり返して直径を測るのが最短です。

受け皿は、その数値より内側の径が大きいものを選びます。

鉢底と皿の内径が同寸だと、鉢が皿の内壁に乗り上げて安定しません。

目安として、鉢底の直径に2cmほど足した内径があれば、置いたときに指1本ぶんの余裕が残ります。

縁の高さで受けられる水の量が変わる

皿の深さは、受けられる水の量そのものです。

浅い皿は乾きが早く、水が残りにくい一方で、鉢が大きいと一度の水やりで越えてしまいます。

深い皿は余裕がある代わりに、水が残っていることに気づきにくくなります。

10号のような大鉢では、内径が足りていても縁が低い皿を選ぶと、床に水が回ります。

置き場所の床材で素材を決める

釉薬(ゆうやく)をかけていない素焼きの皿は、それ自体が水を吸います。

屋外の土やタイルの上なら問題になりませんが、フローリングや畳の上では接地面に湿りが残るので、樹脂や施釉の陶器を選ぶか、下に敷物を挟んでください。

ベランダでは、皿に溜まった水が風で飛んで階下に落ちることもあります。

置き方と排水の考え方はベランダガーデニングの始め方で解説しています。

同じ「5号用」でも受け皿の実寸がずれるのは内径と外径の違い

受け皿の寸法欄に書かれた数字が内径なのか外径なのかは、商品によって違います。

外径で「15cm」と書かれた皿は、縁の厚みと立ち上がりのぶん、内側で使える径が15cmより小さくなります。

素焼きや陶器は樹脂より縁が厚いので、同じ外径表示でも実際に鉢が乗る面積は狭くなります。

植木鉢の号数についても、内径と外径のどちらを指すかという統一した決まりは確認できませんでした。

同じ「5号」でも、鉢の厚みが違えば外側の寸法は変わります。

号数は口径のおおよその区分を示す表記だと考えて、ミリ単位の合わせ込みには使わないほうが確実です。

そのため、号数表記だけの商品と、cm表記の商品が並んでいる場合は、cm表記のほうを基準に選ぶと外れが少なくなります。

号数しか書かれていないときは、鉢底の直径より明らかに大きい号数の皿を選び、余裕を持たせてください。

鉢と皿をセットで売っている製品なら、組み合わせの検証はメーカー側で済んでいます。

素材ごとの重さや扱いの違いはおしゃれな植木鉢の選び方で解説しています。

小さすぎる受け皿で起きることと、寸法欄の見方

合わないサイズで起きること

内径が足りない皿に鉢を無理に置くと、鉢が縁に乗って傾きます。

傾いた鉢は水やりのときに片側だけ水が抜け、土の乾きにも偏りが出ます。

大鉢では転倒の危険もあるので、乗り上げている状態のまま使わないでください。

逆に大きすぎる皿は、鉢の据わりという点では困りません。

ただし設置面積が増えるので、棚の上や室内の狭い場所では邪魔になります。

深さが足りない場合は、あふれた水が床に流れて、木部にしみが残ることもあります。

屋外の土の上に直置きするなら、皿を使わずに水を地面へ抜く選択もあります。

吊り鉢のように受け皿を前提としない育て方もあり、その場合の水やりはハンギングバスケットの選び方で解説しています。

寸法はどこに書かれているか

店頭では、商品タグか値札に「径◯cm×高さ◯cm」の形で書かれていることが多いです。

通販の場合は商品ページの仕様欄を見て、外径・内径・高さのどれが書かれているかを確認してください。

1つの数字しか出ていないときは外径と考えて、鉢底の直径に余裕を足した皿を選ぶほうが安全です。

素材と重さも同じ欄に載っているので、大鉢用の皿を買うときはあわせて見ておくといいでしょう。

よくある質問

植木鉢に受け皿は必ず必要ですか

置き場所で決まります。

室内やベランダの床、屋内の棚の上では、鉢底から抜けた水を受けるものがないと床が濡れるため必要です。

屋外の土や砂利の上に直接置く場合は、水がそのまま地面に抜けるので使わない選択もあります。

むしろ屋外では、皿に雨水が溜まったままになる状態を避けたい場面もあります。

受け皿に溜まった水はそのままにしてよいですか

捨ててください。

土が常に濡れた状態が続くと根が傷むことがありますし、屋外では溜まった水に蚊が卵を産むこともあります。

水やりのあと少し待ってから、皿の水を流してください。

大鉢で持ち上げられない場合は、スポンジやスポイトで吸い取る方法があります。

割れてしまった受け皿はどう処分すればよいですか

素材で分別が変わります。

陶器や素焼きは不燃ごみ、樹脂はプラスチックとして扱われるのが一般的ですが、区分は自治体ごとに違うので、お住まいの分別ルールを確認してください。

鉢と土をまとめて処分する場合の考え方は植木鉢の捨て方で解説しています。

まとめ

「植木鉢の受け皿」はどれを選ぶ?

号は口径を表す単位で、1号=約3cmという対応さえ覚えておけば、5号は15cm、10号は30cmと読み替えられます。

ただし受け皿が支えるのは鉢底なので、選ぶ基準になるのは口径ではなく底の直径です。

号数表記の皿は内径と外径のどちらを指すかが商品によって違うため、cm表記があるならそちらを基準にしてください。

鉢底の直径に少し余裕を足した内径、鉢の大きさに見合った縁の高さ、置き場所の床材に合った素材。

この3つが決まれば、迷う要素はほとんど残りません。

ぜひ本記事の号数と口径の対応表を参考に、手元の鉢の底を測ってから受け皿を選んでください。

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