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旅行中の水やりの方法|日数別に使える道具と失敗しない準備

旅行中の水やりの方法|日数別に使える道具と失敗しない準備

出発の朝にたっぷり水をやっても、5号鉢は真夏のベランダでは数日もちません。

5号は直径15cmで、入る土の量は1.3Lほどです。

日中に照り返しを受ける場所へ置いた鉢は表面から乾き、帰宅したときには土が縮んで鉢の内側に隙間ができていることもあります。

手の打ち方は、留守の日数と置き場所で変わります。

1〜2泊なら置き場所を移すだけで足りることが多く、3日を超えると給水器や自動散水の準備が必要になります。

本記事では、旅行中に鉢が乾く条件・留守の日数別の水やりの手・出発前に避けたい水やり・自動給水の選び分けを解説します。

キレイガーデン

キレイガーデン編集部

「キレイガーデン」は、庭とベランダの手入れに使う道具と資材の選び方をまとめたメディアです。防草シートや人工芝といった地面まわりから、剪定ばさみ・散水ホース・物置まで、規格の読み方と選ぶ基準を整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

旅行中に鉢が乾く速さは、土の量と置き場所で決まります

鉢の大きさは号数で表され、1号が直径3cmの目安です。

3号(直径9cm)に入る土は0.3L、5号(直径15cm)で1.3L、10号(直径30cm)では8.5Lになります。

3号と10号で土の量が20倍以上違うので、同じ日に同じだけ水をやっても、乾き切るまでの時間はまったく別です。

買ってきたままの苗鉢や小さな素焼き鉢を並べている場所が、留守中にいちばん早く限界を迎えます。

置き場所の影響も同じくらい大きいです。

マンションのベランダはコンクリートの床と手すりが日中に熱を持ち、風も抜けるので、庭の地面に直接置いた鉢より早く乾きます。

軒下は雨が入らないため、留守中に雨が降っても鉢の土はほとんど濡れません。

鉢の素材によっても差があり、素焼きは側面からも水が抜けます。

素材ごとの乾きやすさの違いはプランターの選び方で解説しています。

自分の鉢が何日で乾くかは、旅行の1週間前に朝たっぷり水をやり、次に土の表面が乾くまでの日数を数えておけば見当がつきます。

この数字がないまま給水器を用意しても、量が足りているのか多すぎるのか判断できません。

留守の日数別に、旅行前の水やりの手を変えます

分かれ目になるのは3日目です。

2泊までなら、出発前の朝に水をやってから直射日光の当たらない場所へ移すだけで足りる鉢が多く、道具を買い足す必要はほとんどありません。

3日を超えると、水を足す仕組みか、乾きを遅らせる仕組みのどちらかが要ります。

留守の日数主な手当て確かめておくこと
1〜2泊出発前の朝にたっぷり水をやり、半日陰へ移す照り返しの強い床とエアコンの室外機の前を避ける
3〜4日給水キャップや給水ひもを併用する供給量が鉢の土の量に見合うか、事前に試したか
5〜7日給水器と置き場所の変更を組み合わせる、または蛇口のタイマー式屋外水栓と電源が使えるか
1週間以上タイマー式を数日通しで試運転する、または家族や知人に頼む水漏れが起きたときに気づける人がいるか

出発前の1回でしっかり水を回すなら、じょうろの容量も関係します。

5号鉢が十数個あると1Lのじょうろでは何往復にもなり、結局は表面だけ濡らして終わりがちです。

容量とハス口の違いはじょうろの選び方で解説しています。

受け皿に水を張って出かける方法は、鉢によって裏目に出ます

受け皿に水を張り続けると根が水に浸かったままになり、酸素が届かず傷むことがあります。

多肉植物やハーブのように乾き気味を好む鉢ではとくに起きやすいです。

鉢底を浅く水に浸ける腰水(こしみず)が向くのは、水を好む植物や種をまいた直後のトレイなど、限られた場合です。

屋外に水を張った容器を置いたままにすると、夏場は数日で蚊が発生します。

マンションのベランダでは隣戸にも影響するので、水面が開いた状態にしないでください。

出発直前の追肥も避けてください。

水やりの回数が減る期間に肥料を足すと、土の中の濃度が上がって根に負担がかかります。

肥料は窒素・リン酸・カリを与えるもの、活力剤は微量要素などを補うもので、活力剤は肥料の代わりになりません。

留守の前にどちらかを増やす理由はありません。

鉢をまとめて室内の暗い場所へ移すのも、1週間を超えると光が足りずに株が細く伸びます。

室内に取り込むなら、レースのカーテン越しに光が入る窓際で、エアコンの風が直接当たらない場所を選んでください。

自動給水は、屋外水栓と電源があるかで選べる範囲が変わります

電源も蛇口も使わない方法

ペットボトルを逆さに差す給水キャップ、水を入れた容器と土を毛細管現象でつなぐ給水ひも、浅い腰水の3タイプが基本です。

どれも仕組みは単純で、ベランダでもすぐ試せます。

ただし1日にどれだけ供給されるかは、土質・日当たり・株の大きさで変わります。

5号鉢の1.3Lの土に500mLのペットボトルで何日もつかは、置いてみないと分かりません。

旅行の1週間前に本番と同じ場所で3日ほど置き、土の湿り具合を掘って確かめてください。

蛇口につなぐタイマー式

屋外水栓に取り付けるタイマーと細い点滴チューブを組み合わせると、鉢数が多い庭でも決まった時刻に水を配れます。

前提になるのは、留守中もその水栓を使えることと、集合住宅なら階下へ水が流れない排水経路です。

つなぎ目が外れると水が出続けるので、規格の合わない部品でごまかさないでください。

合わないときの対処は散水ホースのジョイントの規格で解説しています。

にじむような漏れも留守中は止められないので、散水ホースの水漏れの原因で扱っているつなぎ目の点検を出発前に済ませ、数日通しで試運転してから家を出るのが安全です。

旅行が長いときは、庭木より先に地面の乾きを抑えます

庭に直接植えた木や低木は根が深く張っているので、鉢よりは乾きに強いです。

1週間程度の留守でしおれやすいのは、植えて1年以内の若い株、花壇の草花、それに夏の天然芝です。

出発の数日前からできるのは、株元を覆うことです。

バークチップやウッドチップを厚めに敷くと日射が土に当たる面積が減り、蒸発が遅くなります。

効果の出方は日当たりと土質で変わりますが、覆っていない地面よりは乾きが遅くなります。

留守中に伸びる雑草のために防草シートを急いで敷く必要はありません。

防草シートは数年単位で敷きっぱなしにする資材で、たとえばザバーン350グリーンは目付350g/㎡・厚み0.8mmという仕様で、メーカーは曝露で10年以上を耐用の目安としています。

畑で一作ごとに張り替えるマルチシートとも役割が違い、どちらも1週間の旅行のための道具ではありません。

広い庭に出発前の水やりをするなら、長いホースの出し入れも作業量に入ります。

巻き取り方式と設置方法の違いはホースリールの選び方で解説しています。

よくある質問

1週間の旅行では、鉢を室内に入れたほうがいいですか

置き場所によります。

真夏の直射日光と照り返しを受けるベランダより、室内の明るい窓際のほうが乾きは遅くなります。

ただし閉め切った室内は昼間に高温になるので、風の通る場所を選んでください。

半日陰の屋外に移せるなら、そちらでもかまいません。

ペットボトルの給水器だけで1週間もちますか

もつとは言い切れません。

土の量、鉢の素材、気温、株の大きさで消費量が変わるためです。

事前に同じ条件で試して、3日でどれだけ減るかを確かめてください。

減りが早いなら、容器を増やすか置き場所を半日陰に変えるほうが確実です。

芝生は1週間水をやらなくても大丈夫ですか

天然芝は真夏だと葉が茶色くなることがあります。

出発前に朝のうちに深く水をやり、刈り高を低くしすぎないでおくと乾きに耐えやすくなります。

人工芝は水やりも肥料も目土も要らないので、この心配はありません。

留守中の雨を当てにできますか

軒下やベランダの奥は雨が入らないため、当てにできません。

雨に当てたいなら、出発前に鉢を軒の外へ動かしておく判断もありますが、台風の予報があるときは倒れて割れるので室内へ取り込んでください。

まとめ

旅行中の水やりで最初に決まるのは、鉢に入っている土の量と置き場所です。

5号鉢の1.3Lなら真夏の数日で乾き、10号鉢の8.5Lにはもう少し余裕があります。

自分の鉢が何日もつかを出発の1週間前に数えておけば、必要な備えの大きさが分かります。

3日を境に手当てを変え、給水器やタイマー式は本番と同じ場所で試運転してから家を出てください。

受け皿に水を張ったまま、あるいは出発直前の追肥という手当ては、留守が長いほど裏目に出ます。

ぜひ本記事の日数別の目安表を参考に、留守の長さと置き場所に合った備えを選んでください。

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