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防草シートの耐用年数の目安|劣化を早める3つの条件と対策

防草シートの耐用年数の目安|劣化を早める3つの条件と対策

防草シートの売り場には、10年以上、約5〜10年といった年数が並んでいます。

この数字は製品の保証ではなく、目付(めつけ)という繊維量の表示とセットで示された目安です。

ザバーン350グリーンなら目付350g/㎡・厚み0.8mmで曝露(ばくろ)10年以上、ザバーン240グリーンなら240g/㎡・0.64mmで約5〜10年と、国内総販売元の株式会社グリーンフィールドが案内しています。

曝露とは、シートを露出させたまま使う状態を指します。

同じ製品でも直射日光が当たり続ける場所では短くなり、砂利を敷いた状態ではまったく別の扱いになります。

本記事では、目付と耐用年数の関係・砂利を敷くかどうかでの選び分け・同じ目付でも表示がずれる理由を解説します。

キレイガーデン

キレイガーデン編集部

「キレイガーデン」は、庭とベランダの手入れに使う道具と資材の選び方をまとめたメディアです。防草シートや人工芝といった地面まわりから、剪定ばさみ・散水ホース・物置まで、規格の読み方と選ぶ基準を整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防草シートの耐用年数は、目付という繊維量の表示とセットで読む

目付は1平方メートルあたりの繊維量をgで表した数値です。

350g/㎡なら1㎡に350gの繊維が入っているという意味で、数字が大きいほど厚みと密度が増します。

厚みはmmで表され、目付と対応して決まります。

ザバーン350グリーンが0.8mm、240グリーンが0.64mm、136グリーンが0.4mmという並びを見ると、目付の大小がそのまま厚みの差になっていることが分かります。

ザバーン・プランテックス製防草シートはデュポン・スペシャルティ・プロダクツ株式会社が製造し、グリーンフィールドが国内総販売元です。

素材には特殊ポリプロピレンが使われています。

ここで押さえておきたいのは、耐用年数がメーカーが示す目安であって、保証された年数ではないことです。

同じ350g/㎡でも、南向きで一日中日が当たる場所と、建物の北側で半日陰になる場所では劣化の速さが違います。

人が毎日通る動線や、除雪機やスコップが当たる場所では、繊維が切れて先に穴が開くこともあります。

年数の数字は「この条件で使えばこのくらい」という物差しとして読んでください。

目付ごとの耐用年数の目安を並べると、選ぶ幅がはっきりします

グリーンフィールドが公表している品番と規格を、目付の大きい順に並べます。

品番目付厚み色規格曝露での耐用年数の目安
ザバーン350グリーン350g/㎡0.8mmグリーン1m×30m/2m×30m/3m×20m10年以上
ザバーン240グリーン240g/㎡0.64mmグリーン1m×30m/2m×30m約5〜10年
プランテックス240240g/㎡0.64mmブラック/ブラウンのリバーシブル1m×30m/2m×30m砂利下または植栽ワッシャー工法で使用
ザバーン136グリーン136g/㎡0.4mmグリーン1m×50m/2m×50m公表値を確認できませんでした
プランテックス125125g/㎡0.4mmブラウン/ブラックのリバーシブル1m×50m/2m×50m公表値を確認できませんでした

136と125の年数が空欄なのは、公表されている目安を確認できなかったためです。

目付が240の半分強しかないので、露出させたまま何年もたせる用途に選ぶ材料はありません。

50m巻という長い規格があるのは、砂利や人工芝の下に広い面積を敷く使い方を想定した長さと考えると分かりやすいでしょう。

砂利を敷くかどうかで、選ぶべき目付が変わります

砂利や人工芝の下に敷く場合

メーカーは全品種について、砂利を敷設した状態では半永久的に劣化しないとしています。

紫外線が当たらなくなることが理由で、上から覆ってしまえば目付の小さいシートでも劣化の条件が変わります。

プランテックス240とプランテックス125のブラウン/ブラック品については、砂利下または植栽ワッシャー工法で使用するようメーカーが案内しています。

色の面から見ても、露出前提の製品ではないという整理です。

砂利の厚みが足りずにシートが透けて見えている部分は、そこだけ日が当たり続けます。

必要な砂利の厚みと敷く順番は防草シートと砂利の敷き方で解説しています。

人工芝の下地に使う場合の考え方は人工芝の選び方で解説しています。

シートを露出させたまま使う場合

駐車場の脇や家の裏、法面(のりめん)のように上に何も載せない場所では、目付がそのまま寿命に直結します。

10年以上を見込むならザバーン350グリーン、5年程度で張り替える前提ならザバーン240グリーンという判断になります。

グリーンの品番が露出用として案内されているのは、色が景観になじむことに加えて、そもそも曝露での目安が示されているのはグリーン品だからです。

同じ240g/㎡でも耐用年数の書き方が違う理由

ザバーン240グリーンとプランテックス240は、目付も厚みも同じ0.64mmです。

それでも一方には曝露約5〜10年という目安があり、もう一方には砂利下または植栽ワッシャー工法での使用条件が付きます。

差は色と、それに伴う想定用途にあります。

数値表だけを横に並べて「同じ性能」と判断すると、露出させてはいけない品番を庭の見える場所に敷いてしまいます。

公式サイトでは「ザバーン®・プランテックス®製防草シート」と両方の名前が併記されています。

改称なのか併売なのかはページに書かれていないため、どちらか一方に絞って考える必要はありません。

品番を見るときは、目付・厚み・色・使用条件の4点を必ずセットで確認してください。

年数の数字は、この4点のうち色と使用条件が同じ条件でしか比較できません。

他社製品と比べる場合も同じ順序です。

目付の表示がない製品は厚みのmmだけで判断することになりますが、繊維の密度が分からないので、mmが同じでも同等とは言えません。

目付が書かれているかどうか自体が、判断材料の多さの差になります。

目付が足りない防草シートを選ぶと、継ぎ目と端から先に崩れます

薄いシートを露出させて使ったときに最初に起きるのは、面が破れることではなく、端と継ぎ目のほつれです。

裁断面が擦れて繊維が離れ、そこから雑草が伸びます。

日が当たって繊維がもろくなった状態では、雑草の芽が押し上げる力でも穴が広がります。

目付の大きいシートを選んでも、重ねしろを10cm程度取らずに突き合わせただけの継ぎ目や、ピンで留めていない浮いた端からは同じことが起きます。

生えてくる原因の切り分けは防草シートのデメリットと雑草が生える原因で解説しています。

パッケージと商品ページのどこを見るか

目付と厚みは、袋の表面か側面の仕様欄にg/㎡とmmで印字されています。

通販の商品ページでは、写真ではなくスペック表の欄に記載があります。

年数の表記を見つけたら、その横に曝露なのか砂利下なのかという条件が書かれているかを確かめてください。

条件が書かれていない年数は、どちらの前提か分かりません。

幅は1m・2m・3mから選べる品番があるので、敷く場所の実寸を測って、継ぎ目の本数が少なくなる幅を選ぶほうが後の手間が減ります。

厚みと年数から4タイプに分けた選び方は防草シートの選び方で解説しています。

よくある質問

砂利を敷けば防草シートは交換しなくていいですか

メーカーは砂利を敷設した状態では全品種が半永久的に劣化しないとしています。

ただし砂利が薄くなってシートが透けている部分には日光が当たりますし、砂利の上に飛んできた土やほこりがたまると、そこに種が落ちて根を張ることもあります。

シートそのものよりも、砂利の厚みを保てているかを定期的に見てください。

耐用年数の目安を過ぎたシートはどうなりますか

繊維が紫外線でもろくなり、手で引くと裂けるようになります。

全面が一斉に傷むわけではなく、南面や端、人が踏む部分から先に傷みます。

張り替えるときは古いシートの上に重ねるのではなく、剥がして地面をならしてから敷き直すほうが、端の浮きが出にくくなります。

伸びてしまった雑草を先に刈る場合は草刈り機の選び方で解説している基準が参考になります。

目付の大きいシートを選べば雑草は生えなくなりますか

生えなくなることはありません。

目付350g/㎡の製品でも、継ぎ目の重ねしろが足りない箇所、端が浮いている箇所、固定ピンを打った穴のまわりからは伸びます。

日当たりと土の中に残った種の量でも結果が変わるため、目付は「面から貫通されにくくなる」ところまでを担う数値だと考えてください。

まとめ

防草シートの年数表示は、目付と厚み、そして曝露か砂利下かという使用条件が揃って初めて意味を持ちます。

露出させたまま10年以上を見込むならザバーン350グリーンの350g/㎡・0.8mm、5年程度で張り替える前提なら240グリーンの240g/㎡・0.64mmが目安になり、砂利や人工芝で覆うなら目付の小さい品番でも劣化の条件が変わります。

同じ240g/㎡でも色と使用条件が違えば別の製品として扱う、という見方だけ覚えておけば、売り場で数字を見比べるときに迷いません。

ぜひ本記事の目付ごとの比較表と、パッケージで確認する4点を参考に、敷く場所の条件に合う品番を選んでください。

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